無断キャンセルを防ぐ公式LINE予約リマインダー|公式アカウントでの方法

無断キャンセルを防ぐ公式LINE予約リマインダー|公式アカウントでの方法

「前日に一人ずつLINEで確認しているのに、それでも無断キャンセルが出る」

無断キャンセルが1件出ると、仕込んだ食材や空けておいた施術枠がそのまま損失になります。予約の前日に翌日分のお客さんを確認して、一人ずつメッセージを送る作業も、毎日続くと仕込みや施術の時間を削っていきます。

先に押さえておきたいのは、LINE公式アカウントだけでは、予約日時に合わせたリマインドを自動で送れないという点です。予約の情報とLINEの友だちが、標準の機能ではつながっていないためです。ただ、費用0円のチャットでも、文面を定型文に登録すれば今日から手作業を軽くできます。自動化に費用をかけるかは、そのあとで決めれば十分でしょう。

手作業で代用するか、予約システムや拡張ツールで自動化するかは、予約の件数と予約日の決まり方で選べます。予約完了・前日・当日に送る文面例と、キャンセルの連絡を受けやすくする工夫、来店後の配信へのつなげ方までまとめました。

予約リマインダーの目的は、来られないお客さんに前日までに連絡してもらい、無断キャンセルを事前のキャンセルに変えることです。

アカウントの開設がまだなら、LINE公式アカウントの作り方と初期設定を先に済ませておくと進めやすくなります。

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目次

結論:LINE公式アカウントだけでは予約リマインダーは自動化できない

結論:LINE公式アカウントだけでは予約リマインダーは自動化できないの図解:標準機能でできる・できない — 予約配信、セグメント配信、チャット、ステップ配信
図:結論:LINE公式アカウントだけでは予約リマインダーは自動化できない

LINE公式アカウントには、予約した人へ予約日の前日などに個別で自動通知する専用の機能がありません。予約リマインダーとは、予約したお客さんに日時や場所を事前に知らせ、来店を思い出してもらうメッセージのことです。

リマインドで減らせるのは、予約忘れと無断キャンセルと遅刻です。前日に一人ずつ確認する手間も、仕組みにすればなくなるでしょう。来られなくなった人から早めに連絡をもらえれば、空いた枠を別のお客さんに案内できます。

予約サイトの多くには、前日のリマインドメールが最初から付いています。LINE予約に切り替えたとたんに無断キャンセルが増え、ほかに受け方を変えていないなら、まずリマインドが無くなった影響を疑うのが近道です。

標準機能でできること・できないこと|予約配信・セグメント配信・ステップ配信

標準機能でできるのは、決めた日時に送る配信と、送る相手の絞り込み、チャットでの1対1の送信です。人ごとの予約日時を基準にして自動で送る仕組みは入っていません。

機能どんな機能かリマインドに使えるか
予約配信日時を指定してメッセージを送る送る相手を毎回選べば使えます。
セグメント配信(絞り込み配信)友だちに付けたタグ(目印)などで送る相手を絞る翌日の予約者だけに送るときに便利です。
チャット1人ずつ手で送る使えます。ただし全部手作業です。
ステップ配信友だち追加の日から数えて、決めた順番で自動で送る予約日を起点にできないため使えません。

ステップ配信は、友だち追加の直後・翌日・3日後のように、決めた間隔で自動で送る機能です。ただ、数え始めが友だち追加の日で予約日を選べないため、リマインドには使えません。予約データとLINEの友だちが標準機能ではつながっていないことが、自動化できない根本の理由です。

入れる順番にもコツがあります。sorecomaでは、拡張ツールは必要が出てから入れる順番をすすめています。まず標準機能で配信・クーポン・ショップカードを回し、「この人たちには別の配信を送りたい」と感じた段階で足すほうがムダが出ません。

標準機能のリマインドは、毎日の絞り込みと配信の予約を人が続けることで成り立ちます。

公式LINEで予約リマインダーを送る方法

公式LINEで予約リマインダーを送る4つの方法の図解:リマインドを送る4つの方法 — ①チャット、②予約配信+絞り込み、③LINE連携の予約システム、④拡張ツール
図:公式LINEで予約リマインダーを送る4つの方法

美容室や整体のように個別の予約が毎日入るお店なら、③のLINE連携の予約システムから検討するのが近道です。予約日時に合わせて自動で送れるのは③と④だけで、毎日の手間が残らないからです。予約が1日1件程度なら①、開催日が同じセミナーなら②で足ります。

方法①チャットで一人ずつ送る(手動)

チャットで一人ずつ送る方法は、費用0円で今日から始められます。LINE公式アカウントのチャットは、送ってもメッセージ通数に数えられないからです。メッセージ通数とは、配信で送れるメッセージの月ごとの数で、料金プランごとに上限があります。通数に数えるのは配信で、チャットの1対1の返信は数えないのがLINE公式アカウントの料金の仕組みです。最新の扱いの確かめ先は、LINE公式アカウントの公式サイトにある料金プランのページです。

毎日、翌日の予約表を見て、該当するお客さんのトーク画面を開いて送ります。sorecomaが目安にしているのは、チャットの手動対応で回せるのは、予約が月30件くらいまで、1日1件程度までのお店という線です。それを超えると、施術中や営業中の返信が追いつかなくなります。今は手作業で回っていても、施術中に返信が遅れる、送り忘れが出るといったことが起きているなら、この線を超えたと見てよいでしょう。

弱点は、担当者が休んだ日に止まることです。その日は誰にも届きません。チャット画面の定型文の機能に前日リマインドの文面を登録しておけば、名前と日時を書き換えるだけで送れます。登録の操作を知りたいときは、LINE公式アカウントのヘルプを見るのが早いでしょう。

予約が少ないうちはチャットで十分で、定型文の登録だけ先に済ませておくのが近道です。

方法②予約配信と絞り込み配信で、翌日の予約者にまとめて送る

開催日が決まっている予約なら、予約配信と絞り込み配信でまとめて送れます。参加者全員の予約日が同じなので、1回の配信設定で全員に届くからです。

説明会や体験会、周年イベントがこの形の代表です。申込みを受けたらタグ(お客さんごとに付ける目印)を付けておき、開催の前日18時に届くよう配信を予約すれば、当日の朝に慌てて連絡せずに済みます。開催の3日前にも1通入れれば、日程変更の連絡も早めに届きます。

個別の予約が毎日入るお店では、この方法だと手間が残るのが難点です。翌日分の予約者を毎日タグで選び直し、配信を予約し直す作業が必要です。ここが一番の負担でしょう。

絞り込み配信には、配信先の人数が少なすぎると使えない設定もあります。何人から使えるかは、LINE公式アカウントのヘルプで確かめるのが確実です。翌日の予約が数人だけの日は、方法①のチャットで送るほうが確実です。

方法③LINE連携の予約システムで自動送信する

個別の予約が毎日入るお店には、LINE連携の予約システムが向いています。予約データに合わせて、予約完了・前日・変更やキャンセルの通知を自動で送れるからです。人の手は要りません。

LINE連携の予約システムとは、LINEのトーク画面やLINE内のブラウザから予約を受け、予約内容をシステム側で管理するサービスです。LINEミニアプリ型の予約サービスも、通知を送れる仕組みを持っています。ここでいうLINEミニアプリは、別のアプリを入れずにLINEの中で開いて使えるアプリです。

sorecomaが支援する店舗では、予約完了の通知と前日のリマインドを、LINEの配信ではなく予約システム側の通知に任せています。LINEからは予約ページに直接つなぐだけにしておくと、予約が増えてもLINE公式アカウントのメッセージ通数は増えません。ここは見落としがちです。

ただし、予約システムがお店のLINE公式アカウントから通知を送る形だと、その通知も通数に数えられます。契約前に、通知がお店のアカウントから届くのか、予約システム側から届くのかを、公式サイトの機能説明か問い合わせ窓口で確かめておけば迷いません。

比べるときに見るのは、前日の通知を送る時刻を選べるか、文面を自店用に書き換えられるか、キャンセルされた枠が自動で空きに戻るかの3点です。どれかが欠けると、結局は手作業が残ります。

LINEと連携できる予約システムの種類と選び方は、次の記事で比較しました。

方法④拡張ツール(Lステップ・L Messageなど)のリマインダ配信を使う

来店後のフォローまで一続きで自動化したいなら、拡張ツールのリマインダ配信が合います。予約日をゴール日(配信の基準にする日)として登録し、その日から逆算して前日や当日に送れるからです。

拡張ツールとは、LINE公式アカウントにつないで機能を足す外部のサービスで、LステップやL Messageが代表です。予約機能と組み合わせると、予約完了・前日・当日・来店後まで1つの流れで自動化できます。

メニューごとにタグを付ければ、カットの人とカラーの人で前日の案内を変えるといった出し分けもできます。月額費用と初期設定の手間がかかる点は、①〜③にはない負担です。月額はツールとプランで変わるので、確かめ先は各ツールの公式サイトの料金ページです。シナリオ(いつ・誰に・どの文面を送るかを決めた配信の流れ)やタグの設計を誰がやるかも、導入前に決めておきます。自分で組むのが難しければ、設定を外部に頼むのも一つの手でしょう。

LINEの開発者向けの仕組みで自作する方法もあります。ただ、開発と保守の費用を考えると、店舗が選ぶ方法としては現実的ではありません。おすすめはしません。

拡張ツールの費用と選び方は、こちらの記事で比べています。

方法ごとの比較表|自動化・個別タイミング・手間・費用

差が出るのは1点です。4つの方法の差は、人ごとの予約日時に合わせて自動で送れるかどうかに出ます。毎日の手間と費用は、この差でほぼ決まるためです。

方法自動で送れるか予約日時に合わせられるか変更・キャンセル時の通知毎日の手間費用向いている店
①チャット送れない手で合わせる手で送る大きい0円予約が1日1件程度の店です。
②予約配信+絞り込み配信配信の予約はできる開催日が同じなら合う手で送る中くらい通数を使うセミナーや説明会に向きます。
③LINE連携の予約システム送れる合わせられる自動で届く小さいシステムの月額個別の予約が毎日入る店です。
④拡張ツール送れる合わせられる設定しだい小さいツールの月額来店後のフォローまで自動化したい店に合います。

料金の数字を表に入れていないのは、各サービスの料金改定が多いからです。③と④は、無料プランやトライアルで実際の届き方を見てから決めると失敗が減ります。自動化したいのが予約前だけなら③、来店後まで含めるなら④が合います。

自店に合う方法の選び方|予約件数と予約日の決まり方で判断する

方法を選ぶ前に、今使っている予約システムにLINEでの通知機能があるかを確かめてください。機能があれば、新しいツールを入れずに設定を変えるだけで済みます。管理画面の通知設定か公式サイトの機能一覧を見れば分かり、載っていなければサポート窓口に問い合わせると確実です。

  • 予約が少なく、1人で受けている店は方法①
  • セミナーや説明会など、開催日が決まった予約は方法②
  • 個別の予約が毎日入る店は方法③か④
  • 来店後のフォローまで自動にしたい店は方法④か、配信機能のある③

sorecomaが判断に使う軸は、1日の予約件数、予約を受ける人数、枠管理の複雑さです。無料で作れる申込みフォームで予約を受ける形は月30〜100件くらいまでが目安で、空き確認と確定連絡は手作業に残ります。スタッフ指名やメニューごとの枠管理が要るなら、拡張ツールが合うでしょう。予約システムで足りるかは、無料プランやトライアルで指名と枠の設定を試すのが確実でしょう。

③か④かで迷ったら、お客さんが予約の前に迷うかどうかを見ます。迷うお客さんには、予約の前に事例や不安への答えを配信で届ける必要があり、その配信を組めるのが拡張ツールだからです。メニューで迷わない飲食店なら予約システム型、単価が高く比べる時間が長い業種なら拡張ツール型が合います。リマインドを送るだけなら、予約システムで足ります。

迷ったら、予約システム型から始めるのがおすすめです。拡張ツールの月額を、自動化で増える予約の売上が上回るかは、足すときに計算すれば間に合います。具体的なサービスの比べ方は、方法③で紹介した記事にまとめています。

前日の連絡が負担になった、送り忘れが出た、スタッフが入れ替わって止まった。どれか1つが起きたら、手作業から仕組みに切り替える時期です。

予約リマインダーの設定の流れ

予約リマインダーの設定の流れの図解:リマインド設定の5ステップ — LINE公式アカウントと連携、送るタイミングを登録、タイミングごとの文面を登録、変更・キャンセル時の設定、自分で1件予約して試す
図:予約リマインダーの設定の流れ

画面の操作はツールごとに違っても、設定する順番はほぼ同じです。標準機能で送る場合と、予約システムや拡張ツールで送る場合に分けて流れを示しました。

標準機能で送る場合|タグ付けから配信予約までの手順

タグが起点です。標準機能で送るときは、予約を受けた時点でタグを付けておきます。タグがないと、翌日の予約者だけを選んで送れないからです。チャット画面でお客さんごとに付けられる目印を、タグと呼びます。

  1. 予約を受けたら、チャット画面でそのお客さんに予約日のタグ(例 2026年11月14日)を付ける
  2. 前日の昼までに、翌日のタグで送信先を絞り込む
  3. 送信日時を前日の夕方に指定し、配信を予約する
  4. 来店が済んだら、予約日のタグを外す

タグ付けは、予約を受けたその場で済ませると漏れません。月日だけのタグを使い回すと、外し忘れたときに翌年の同じ日付で前の予約者にも届きます。手順1の例のようにタグ名に年まで入れておけば、外し忘れても別の日の予約と混ざりません。

この作業は毎日です。誰が何時に絞り込みと配信予約をするかを決め、休みの日の代わりの担当まで決めておくと止まりません。

予約システム・拡張ツールで設定する共通項目

予約システムでも拡張ツールでも、設定する項目は5つの順番でほぼ共通です。連携から試し送りまでを一度通せば、あとは自動で動きます。

  1. LINE公式アカウントと連携する
  2. 送るタイミング(予約完了時・前日・当日など)を登録する
  3. タイミングごとの文面を登録する
  4. 変更・キャンセル時の通知と、空いた枠が予約画面に戻る設定をする
  5. 自分で予約を1件入れ、届く時刻と文面を確かめる

文面には、お客さんの名前や予約日時を自動で差し込める項目を使います。日時を文面に直接書くと、全員に同じ日時が届いてしまうからです。5番目の試し送りで、自分の名前と予約日時が正しく入っているかを見れば、この間違いは送る前に防げます。

見落としやすいのは4番目です。キャンセルされた枠が自動で予約画面に戻らないと、せっかくの空きを別のお客さんが取れません。

試し送りは毎回やります。すでにお店の中で予約の仕組みが回っているなら、LINEはその予約ページにつなぐだけで足ります。新しく入れる場合は、無料プランかトライアルの期間内に5番目の試し送りまで済ませてから契約すると安全でしょう。

予約リマインダーを送るタイミングと文面例

予約リマインダーを送るタイミングと文面例の図解:3つの場面で送る内容 — 予約完了直後、前日、当日
図:予約リマインダーを送るタイミングと文面例

リマインドは、予約完了・前日・当日の3つの場面で目的が変わります。予約完了は内容の確認、前日は来られるかの確認、当日は道案内です。場面ごとの目的と、そのまま使える例文を載せました。

リマインドに入れる5つの項目|日時・場所・内容・持ち物と注意事項・変更キャンセル

リマインドには、お客さんが当日に困らない情報だけを上から並べます。読まれるのは冒頭だけです。スマホの通知では冒頭の部分しか表示されないため、大事な順に置きます。

  • 予約日時(曜日も入れる)
  • 店名と場所、地図のリンク
  • 予約内容(コース・メニュー・人数)
  • 持ち物や注意事項(駐車場、受付時刻など)
  • 変更・キャンセルの方法と締切

日時は「明日」とだけ書かず、「11月14日(土)19時」のように日付と曜日まで入れます。曜日は必須です。変更・キャンセルの方法と締切は、5項目のうち省いてはいけない1行です。

新メニューの宣伝やクーポンは入れません。リマインドは確認のための連絡だと分かる短さのほうが、最後まで読まれます。

予約完了直後|予約確認メッセージと例文

予約完了直後のメッセージは、予約が確定したことと内容を伝える1通です。日時や人数の入力ミスに、お客さん自身がその場で気づけます。

電話予約のように聞き間違いを確かめる場面がないので、LINE予約ではこの1通が確認の代わりです。間違いがあれば返信で知らせてほしいと一言添えるだけで、当日の行き違いが減ります。

〇〇様、ご予約ありがとうございます。
11月14日(土)19時から、2名様のお席をお取りしました。
コースは季節のおまかせコースです。
内容に間違いがあれば、このトークにご返信ください。
変更やキャンセルは、前日の18時までこちらから承ります。

予約システムを使う場合は、予約番号と変更ページのリンクも入れておくと、問い合わせの往復が1回減ります。

前日|基本のリマインドと例文

予約完了・前日・当日のうち、無断キャンセルを減らす力が一番大きいのは前日の1通です。翌日の予定を確かめる時間帯に届けば、来られない人がその場で連絡できるからです。

送る時刻は、仕事終わりの17時〜20時ごろが向いています。前日のリマインドには、来られない場合の連絡方法を必ず入れます。ここは省けません。日時の確認だけで終わると、行けなくなった人は連絡先を探す手間がかかり、そのまま来ないことを選びがちです。

〇〇様、明日のご予約の確認です。
11月14日(土)19時、2名様でお待ちしております。
場所はこちらの地図をご覧ください(地図のリンク)。
ご都合が悪くなった場合は、このトークに「キャンセル」とだけ送っていただければ大丈夫です。
お気をつけてお越しください。

「キャンセル」と一言送れば済む形にしておくと、気まずさが減って連絡が届きやすくなります。1通だけ送るなら、おすすめは前日の夕方です。

当日・数時間前|遅刻と道迷いを防ぐひと言と例文

当日のメッセージは、遅刻と道迷いを防ぐためのひと言です。前日の1通で予定は思い出してもらえているので、当日は道順と入口の案内だけで十分でしょう。

常連さんへの当日の案内は不要です。当日の案内は、初めて来るお客さんと遠方から来るお客さんに絞って、来店の2〜3時間前に送ります。毎回届くと、しつこい印象になるからです。

〇〇様、本日16時のご予約をお待ちしております。
入口はビルの裏手、青い看板の階段を上がった2階です。
お車の場合は、向かいのコインパーキングをご利用ください。
遅れそうなときは、このトークでお知らせいただけると助かります。

道案内に向くのは、地図のリンクより目印の一言です。「コンビニの隣」「青い看板」のように、建物の前で探すものを書きます。

迷いやすいのは入口です。2階や地下のお店、入口が分かりにくい建物では、入口の写真を1枚付けておくと、迷う人が減ります。

業種で変わるタイミング|飲食店、美容室・整体、教室・面談

リマインドの回数は、予約日までの日数で決めるのが確実です。予約から日が空くほど、お客さんは予定を忘れやすくなります。

業種予約の入り方送るタイミング
飲食店前日や当日の予約が多い予約確認と前日の2通で十分です。
美容室・整体数週間先の予約が多い予約確認と前日に、3日前の案内を足します。
教室・面談・説明会予約から当日まで日が空く前日に加え、3日前にも送るのが安全です。

面談や説明会の3日前の連絡には、日程変更のリンクを付けておきます。来られない人が別の日に入れ直せば、予約そのものは失われません。

リマインドとは別に、お店からの定期配信は曜日と時刻を固定すると反応が読みやすくなります。sorecomaが支援するパンケーキカフェとおでん酒場では、毎週水曜日の11時前後に配信しています。週の真ん中の昼前は、ランチや週末の予定を考える時間と重なるからです。

リマインドの効果を上げる工夫と注意点

リマインドの効果を上げる工夫と注意点の図解:効果を上げる5つの確認点 — 変更・キャンセルの導線、キャンセルの締切を書く、送るのは基本2通、文面は5行前後、通数を先に計算する
図:リマインドの効果を上げる工夫と注意点

リマインドの効果は、送ったあとにお客さんが動きやすいかで決まります。キャンセルの導線、送る回数、通数の3点を押さえておけば、送りっぱなしで終わりません。

変更・キャンセルの導線を必ず付ける|無断キャンセルを事前の連絡に変える

リマインドには、変更・キャンセルのボタンかリンク、連絡先を必ず入れます。無断キャンセルの多くは、連絡するのが面倒で起きるからです。

連絡の手間が壁なのです。電話しかキャンセルの手段がないと、営業時間外に予定が変わった人は連絡をあきらめてしまうでしょう。LINEのトークで一言送れば済む形にすると、来られない人からの連絡が前日のうちに届くようになります。

LINE公式アカウントの応答メッセージ(決まった言葉が届いたときに自動で返す機能)に「キャンセル」というキーワードを登録しておけば、受け付けた旨の返信を自動で返せます。夜中の連絡にも即答です。チャットでの手動の返信と同時に使えるかは、管理画面の応答設定で確かめておきましょう。

締切の一文も入れておくと安心です。「前日の18時まで」と決めておけば、その後のキャンセルの扱いをお客さんに説明しやすくなります。締切を過ぎたキャンセルや無断キャンセルをどう扱うかは、予約ページと予約確認の文面に先に書いておきます。キャンセル料の決め方に迷うなら、消費生活センターや弁護士などの専門家に相談すると安心です。

前日の夕方にキャンセルが分かれば、空いた枠を当日予約や順番待ちのお客さんに回せます。キャンセルの連絡を増やすことは、売上の損失を減らすことと同じです。

キャンセルの連絡をしやすくするほど、無断キャンセルは減ります。

ブロックされにくい回数と文面の目安|送りすぎと長文を避ける

1件の予約に送るリマインドは、予約確認と前日の2通を基本にします。回数が増えるほど、お客さんにとっては得のない連絡が続き、ブロックにつながるからです。予約確認と前日の2通は、予約した本人が日時を確かめるための連絡なので、回数と長さを守れば送るのをためらう理由はありません。

当日の案内は、初めての人など必要な相手にだけ足します。文面は5行前後に収めます。宣伝は混ぜません。

ブロックの数字は、配信日とそれ以外の日を分けて見ると原因がはっきりします。友だちが100人のときは、2人ブロックされただけで率は2%です。sorecomaでは1回の数字で判断せず、2〜3回続けて様子を見てから回数や中身を変えています。

配信日のブロックが毎回出るなら、回数を減らすか、お得な情報中心に中身を変えるのが目安です。実際に、配信した日にブロックが増えたお店では、配信をキャンペーンとクーポンのお知らせ中心に絞りました。

ブロックはゼロにできません。見るべきは差です。ブロックされた数より再来店が増えていれば、今の送り方で問題ないと判断しています。

メッセージ通数と料金プランを確認する

配信で送るリマインドは、予約1件ごとにLINE公式アカウントの月間メッセージ通数を使います。通数は送った人数で数えられ、1人に2通送れば2通分です。

たとえば月に200件の予約があり、予約確認と前日の2通を配信で送れば、リマインドだけで月400通を使う計算です。これに普段の配信が加わるので、今のプランの上限に収まるかを先に計算しておいてください。

チャットなら0円です。1人ずつ送ったメッセージは通数に数えられません。予約システム側から届く通知も、経路によっては通数を使いません。

プランごとの月額と通数、上限を超えたときの扱いは、次の記事にまとめています。

リマインドを来店後のフォローと再来店につなげる

リマインドを来店後のフォローと再来店につなげるの図解:予約前から再来店までの流れ — 予約確認と前日リマインド、来店の翌日にお礼、次回予約の案内、再来店の呼びかけ
図:リマインドを来店後のフォローと再来店につなげる

予約データとLINEの友だちがつながると、予約前だけでなく来店後の配信にも使えます。飲食店や整体サロンでは、友だちの多くが一度来店したお客さんです。LINEで狙うのは初回の予約より、2回目の来店です。

来店後のお礼と次回予約の案内を自動で送る

来店の翌日にはお礼を送り、次回予約の案内はメニューに合わせた時期に送ります。来店直後に次の予約を勧めても、まだ必要を感じていないお客さんが多いからです。

案内する時期は、カットの周期や施術の間隔など、お店のメニューで決めます。予約の案内は最初のメッセージで出さず、お客さんが「自分ごと」になってから出します。

一人で運営する整体サロンでは、来院の直後とその数日後にフォローの配信を送る形にしました。数日たって体の状態を思い出してもらうと、「また行こうかな」と考えるきっかけになります。

拡張ツールなら、来店日を起点にこの流れを自動で組めます。お礼は2行で十分でしょう。次回の案内はお礼と別の日に分けて送ると、宣伝と受け取られずに読まれます。

しばらく来ていないお客さんに再来店を呼びかける

最終来店から間が空いたお客さんには、対象を絞って再来店を呼びかけます。全員への一斉配信より反応が良いからです。通数も減ります。

呼びかけの中身は、クーポンや空き枠の案内が中心です。sorecomaがよく使う型は、前回の来店を思い出してもらう配信です。「『あれ、前回食べなかったかも』そんなメニューありませんか?」の一文から始め、冷麺や石焼ビビンバなど、頼み忘れやすいサイドメニューを紹介します。

最終来店日でタグを付けておくと、3ヶ月来ていない人だけに送るといった絞り込みができます。

送る相手の目安は、いつもの来店間隔を過ぎても次の予約がない人です。月1回通っていた人なら、2か月目に入った時点で声をかけると思い出してもらいやすくなります。

来店後の配信をシナリオとして組む手順は、こちらで解説しています。

予約前後のLINE配信の設計・運用ならsorecomaにお任せください

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sorecomaは株式会社hedgeが運営するサービスで、飲食店・美容院・整体サロンなど店舗のLINE公式アカウントの運用を代行しています。ステップ配信やクーポンの設計、予約導線の整理まで、全国のお店を支援してきました。

sorecomaは、予約確認と前日のリマインドから来店後のお礼と休眠客への呼びかけまでを、再来店につなげる1本の流れとして設計します。特定の予約システムやツールを売る立場ではありません。お店の予約件数と体制に合う方法から、一緒に選べます。

「前日の連絡を毎日手作業で続けるのが限界」「ツールを入れたものの、配信の組み方が分からない」というご相談を多くいただきます。LINEアカウントは、契約が終わってもお店の資産として残る形が基本です。そのため管理者の権限はお店側に置いたまま、運用に必要な権限だけを預かっています。毎月の打ち合わせとレポートを必ずセットにしているのは、数字を見て次の打ち手を決める場をお店の中に作るためです。

無料相談では、今の予約の受け方を伺ったうえで進め方をご提案しています。サービスの内容はsorecomaのサービスページでご覧いただけます。

事例:合同会社Pay It Forward|面談予約単価 約10,000円

事例:合同会社Pay It Forward|面談予約単価 約10,000円

合同会社Pay It Forwardは、新しく立ち上げた退職給付金の申請サポートで、広告・LP・LINEを入れても申し込みにつながらずにいました。

sorecomaは集客から面談予約までの導線を分け、LINEを起点に給付金診断のアンケートとシナリオ配信、予約導線を組み直しました。友だち追加の直後に診断を案内し、結果に合わせて制度や申請の流れを数回に分けて届けています。予約前後にはリマインド配信も入れ、リッチメニューとLPの訴求も整えました。

友だち獲得単価は約2,500円、面談予約単価は約10,000円まで下がりました。

事例:整体サロン シンユウ|休眠顧客5名が再来院

事例:整体サロン シンユウ|休眠顧客5名が再来院

川越市の整体サロン シンユウは、外部の集客媒体に頼り、LINE公式アカウントを持っていても3ヶ月以上来院のないお客さんに連絡できていませんでした。

予約への動線を分かりやすくしたリッチメニューを新しく作り、週1回の投稿代行を始めました。施術の数日後には、体の状態を思い出してもらうフォローアップのシナリオ配信を届けています。

3ヶ月以上来院していなかったお客さんのうち5名が予約し、運用2ヶ月で売上と来院数が前月より増えました。

事例:肉酒場ケナシバ|LINE経由の予約数が2ヶ月で約3.5倍

事例:肉酒場ケナシバ|LINE経由の予約数が2ヶ月で約3.5倍

三田の肉酒場ケナシバは、手数料のかかる予約サイトに頼る一方で、LINE経由の予約がどれだけ成果になっているかをつかめていない状態でした。

sorecomaはLINEの役割を再来店の促進に定め、配信内容とクーポン、予約導線を整理しました。季節限定メニューやLINE限定の特典を、来店を思い出してもらえる時期に届けています。

LINE経由の予約は9月の4件から11月には14件になり、2ヶ月で約3.5倍に増えました。

よくある質問

LINE公式アカウントだけで予約の前日に自動でリマインドを送れますか?

送れません。予約配信で日時を決めて送ることはできますが、送る相手は毎回手で選びます。自動化には、予約システムか拡張ツールが必要です。

無料で予約リマインダーを送る方法はありますか?

あります。チャットで1人ずつ送れば通数を使わず0円です。無料プランのある予約システムや拡張ツールでも、件数の上限内なら自動で送れます。

リマインドを送るとメッセージ通数を消費しますか?

配信で送ると1人1通ずつ消費します。チャットでの個別送信は消費しません。お店のアカウントから通知を送る形の予約システムなら、その通知も数えられます。

リマインドは何回まで送ってよいですか?

予約確認と前日の2通が基本です。面談や教室のように日が空くなら3日前を足し、初めての人には当日の案内を加えます。

お客さんがLINEで友だち追加していない場合はどうすればよいですか?

LINEでは届かないため、予約システムのメールかSMSの通知で知らせるのが確実です。予約完了画面や来店時に友だち追加を案内すれば、次回からLINEで届けられます。

トークで受けていた予約を予約システムに移すとき、お客さんにはどう案内すればよいですか?

リッチメニューに予約ページのリンクを置き、トークで予約の連絡が来たら予約ページを案内するのが基本です。切り替える日を配信で一度知らせておくと、迷う人が減るでしょう。

まとめ

LINE公式アカウントだけでは、予約日時に合わせたリマインドは自動で送れません。予約データとLINEの友だちが、標準の機能ではつながっていないためです。

予約が1日1件程度ならチャット、開催日の決まったセミナーなら予約配信、個別の予約が毎日入るなら予約システムか拡張ツールを選ぶのがおすすめです。今の予約システムにLINE通知の機能があれば、それを使えば今日からでも始められます。

文面は予約完了と前日の2通を基本にし、どちらにも変更・キャンセルの方法と締切を入れるのが基本です。来られない人が気軽に連絡できる形にすれば、無断キャンセルは前日のキャンセルに変わります。

まずは前日の1通からです。今日できるのは、前日リマインドの例文をチャットの定型文に登録することでしょう。あわせて、今の予約の受け方にLINE通知の機能があるかを、管理画面か公式サイトで確かめます。機能がなく、予約が1日1件を超えているなら、LINE連携の予約システムを無料プランやトライアルで試し、自分の予約で試し送りしてから契約してください。

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