「夜の集客数が思ったより上がらない…」
「夜の集客数や売上を伸ばす効果的な方法を知りたい!」
「居酒屋の集客方法が分からない…」
「平日の夜に空席が目立つ…」
「売上アップのアイデアがほしい!」
上記のように、夜や平日の集客に悩んでいる居酒屋・飲食店の経営者や店長の方は少なくありません。
夜の集客数や売上アップの鍵は、戦略的なターゲット設定や目的に合った施策の実施にあります。
なぜなら、ターゲットや目的が不明瞭なままだとどのツールでどのような施策を行えば良いか分からず、効果的な訴求ができないためです。
本記事では、効果的なターゲット設定から具体的な集客施策まで、夜間営業を成功に導く実践的なノウハウを体系的に解説しています。
この記事で分かることは、下記の5つです。
- 夜の売上を「客数・客単価・来店頻度」に分けて考える方法
- 居酒屋・飲食店の夜の集客を増やす14の施策
- 平日の夜の空席を埋める対策
- 居酒屋・バー・レストランの業態別のコツ
- sorecomaが支援した飲食店の事例
オンライン・オフライン・サービス戦略に平日対策を加えた4つの視点で、あなたの店舗に最適な顧客層を見つけ出し、継続的な売上向上を実現していきましょう。
なお、本記事を執筆している私たちsorecoma編集部(株式会社hedge)は、飲食店を中心に、Instagram運用・インフルエンサーキャスティング・LINE運用・MAP運用・広告運用による集客を支援しています。
飲食店の集客方法について以下の記事でわかりやすくまとめています。網羅的に理解したい方は、まず初めに以下の記事を参考にしてみてください。

飲食店の夜の集客が難しい理由
飲食店の夜の集客が難しいのは、下記のような理由があるためです。
- 平日だと仕事終わりや家事で忙しく、外食する余裕がない
- ランチタイムのようにお得なメニューがあるイメージがない
- 立地によっては周囲に競合店舗が多く、選ばれづらい
とはいえ、夜の集客は難しいからと言って諦める必要はありません。
しっかりとターゲット設定をして適切な施策を取れば、夜の集客数を改善することは可能です。
この記事で紹介する3つの基本戦略や様々な施策を実践し、夜の集客数や売上アップを狙っていきましょう。
なお、平日の夜の空席対策は【平日対策】で、業態別のコツは居酒屋・バー・レストラン別の章で解説します。
夜の売上を上げる考え方|「客数・客単価・来店頻度」のどこを伸ばすか
飲食店の売上は「客数×客単価×来店頻度」に分けて考えられます。
夜の売上が伸びないときは、3つのうちどこが弱いのかを先に確かめると、取るべき施策を絞り込めます。新規顧客が少ないのか、既存顧客の再来店が少ないのかによって、打つべき集客施策は変わります。
現状を把握するために、まずは下記の数字を集計してみましょう。
- 曜日別・時間帯別(17〜19時/19〜21時/21時以降)の客数
- 新規客とリピート客の割合
- 1組あたりの客単価
この記事で紹介する14の集客施策が、主にどの要素に効くかを下記の表にまとめました。
| 施策 | 主に効く要素 |
|---|---|
| SNSをフル活用した情報発信術 | 客数(新規) |
| 検索から予約に繋げるMEO対策の強化 | 客数(新規) |
| インフルエンサーとのコラボキャンペーン | 客数(新規) |
| LINE公式アカウントで再来店と予約を増やす | 来店頻度(再来店) |
| グルメサイト・予約サイトは新規客の入口として使い、頼りすぎない | 客数(新規) |
| 魅力的な店頭看板・メニューボードの工夫 | 客数(新規) |
| ハッピーアワーや夜限定メニューで特別感を演出 | 客数・客単価 |
| 団体客を掴む宴会プランの強化 | 客数・客単価 |
| 質の良い接客の実施 | 客単価・来店頻度 |
| お客様に寄り添った居心地の良い空間の演出 | 来店頻度(再来店) |
| 定期的なイベントの企画・実施 | 来店頻度(再来店) |
| 平日限定のコース・飲み放題で「平日に行く理由」をつくる | 客数(新規・既存) |
| 仕事帰りの1〜2人客向けに「ちょい飲み」メニューを用意する | 客数・客単価 |
| 空きやすい曜日の前に、LINE・SNSで来店のきっかけを届ける | 客数・来店頻度 |
新規客を増やす施策と既存客を呼び戻す施策は分けて考え、弱い要素に合わせて複数を組み合わせていきましょう。
飲食店が夜の集客で成功するための3つの基本戦略
夜の飲食店経営では、ランチタイムとは異なる戦略が求められます。
お客様の心理や行動パターンを深く理解し、夜ならではの魅力を最大限に活かすことが成功への近道です。
今回は、夜の集客を成功に導く3つの基本戦略をご紹介します。
ターゲットの明確化や来店の動機づくりなど、実践的なアプローチを順を追って確認していきましょう。
ターゲットを明確にする
夜の飲食店で効果的な集客を実現するためには、まず詳細なターゲット設定を行いましょう。
ターゲット設定を行う際は、実在する人物のような具体的なペルソナを想定することが重要です。
下記のような様々な項目を想定し、ペルソナを作り上げてみてください。
- 性別
- 年齢
- 職種
- 年収
- 家族構成
- 居住地域
- 趣味
さらに、ペルソナの名前を決めたり、ライフスタイルやファッションまで定義したりするとより明確なイメージを持てるようになるでしょう。
もしどのようなペルソナを想定すれば良いか迷う場合は、周辺地域で生活している人の特徴や、現在の顧客層から想像するのがおすすめです。店舗の立地が駅前か住宅街かによっても来店する顧客層は変わるため、立地の特徴もペルソナに反映させましょう。
来店したくなる動機づくりを行う
ターゲット設定が終わったら、ターゲットが来店したくなる動機づくりを行っていきましょう。
例えば、オフィスワーカーがターゲットの場合、仕事終わりにリラックスしたい方向けの少し豪華な夜メニューを準備しておくのがおすすめです。
また、夜限定でハッピーアワーを実施すれば、疲れたオフィスワーカーの飲み会利用も促進できます。
地域住民がターゲットなら、友人や家族とディナーを楽しめる雰囲気のお店にするのが効果的でしょう。
さらに、来店履歴のある顧客へ夜限定の特別コースや割引特典を含むダイレクトメールを送ると、お客様に特別感を与え、リピート率の向上につながります。
忘れられない体験の提供でリピーターを作る
来店したくなる動機づくりで新規顧客を獲得したら、また来たくなる忘れられない体験を提供しましょう。
例えば、下記のような体験を提供すると、お客様は特別感を覚えてまた来店したくなるはずです。
- 夜ならではの雰囲気を活かして、照明や音楽にこだわる
- 積極的な声かけやお客様一人ひとりに合った接客を行う
- 誕生日や記念日に合わせた特別サービスの提供を行う
- お店独自の特別なメニューを提供する
- 味の良さだけでなく、見た目も美しい料理の提供を実施する
その他にも、定期的なイベントや季節限定メニューの企画などが再び訪れるきっかけを生み出す有効な手段となります。
また、ポイントカードによる来店インセンティブを設定すると、より次回の来店への期待感を高められるでしょう。
さらに、写真映えする料理や店内装飾を行いSNSでの発信を増やせば、来店前から期待感を高めることも可能です。
【オンライン戦略】夜の飲食店の集客をWebで増やす方法5選
夜の時間帯はランチタイムと客層が異なることもあり、お店の探し方や予約方法にも変化が見られます。
なので、お客様の行動に合わせて下記のような対策を行うことが重要です。
- SNSをフル活用した情報発信術
- 検索から予約に繋げるMEO対策の強化
- インフルエンサーとのコラボキャンペーン
- LINE公式アカウントで再来店と予約を増やす
- グルメサイト・予約サイトは新規客の入口として使い、頼りすぎない
上記の手法を組み合わせて実行し、夜の時間帯に特化した効果的な集客を行っていきましょう。
SNSをフル活用した情報発信術
SNSの戦略的な活用は、夜の集客において非常に効果的です。
なぜなら、夜はランチタイムのように職場近くの早く料理が出るお店を選ぶのではなく、SNSなどで見つけた行きたいお店に行く傾向があるためです。
SNSで発見してもらい、来店したいと感じてもらうには、下記のような手段を取るのが良いでしょう。
- 夜限定メニューのシズル感あふれる動画や画像を投稿する
- 夜ならではの店内のムーディーな雰囲気を投稿する
- ターゲット層の行動時間を分析し、仕事終わりの夕方から夜にかけて「飯テロ」投稿をする
また「#地域名ディナー」のようなハッシュタグを活用したり、来店されたお客様に投稿を促すキャンペーンを実施したりするのもおすすめです。
上記のような施策を行うことでお客様による自然な口コミが広がり、新規顧客の獲得につながるでしょう。
飲食店でのSNS集客方法について以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。これからSNS運用を検討している人にとっては、参考になりますよ。

検索から予約に繋げるMEO対策の強化
地域のお客様を集める上で、Googleマップなどを活用したMEO対策は欠かせません。駅から離れた立地や路地裏の店舗でも、Googleマップ上で見つけてもらえれば集客の機会をつくれます。
まずはGoogleビジネスプロフィールを充実させ、夜間の営業時間やラストオーダーの時間、夜限定メニューなどの情報を正確に記載しましょう。
また、夜の落ち着いた店内の雰囲気が伝わる写真や、美味しそうな料理の写真をたくさん掲載することも大切です。
「地名+夜ごはん」「駅名+居酒屋」「駅名+バー」「地名+バー」といった、お客様が夜に検索しそうなキーワードを意識して情報を登録しておくと、見つけてもらいやすくなります。
深夜まで営業している場合は、その時間帯まで営業していることが伝わるよう、曜日ごとの営業時間を正確に登録しておきましょう。
また、寄せられた口コミに丁寧に返信することで、お店の信頼性や予約へとつながる可能性が高まるでしょう。
インフルエンサーとのコラボキャンペーン
夜に来店してもらうためにお店の魅力を広く伝えるには、インフルエンサーとのコラボも有効な集客手段です。
コラボを行う際に大切なのは、お店の夜のターゲット層と親和性の高いフォロワーを持つインフルエンサーを選ぶことです。
コラボ時にはインフルエンサーに実際に来店してもらい、リアルな体験を投稿してもらいましょう。
また、Instagramなどのタイアップ投稿やタグ付けが可能なSNSで発信してもらえる場合は、お店のアカウントと紐づけてもらうのがおすすめです。
紐づけてもらうことで、お店のアカウントのフォロワー数も増やし、さらに来店の機会を増やすことができます。
さらに、コラボ限定メニューを共同開発したり、フォロワー限定の割引特典を用意したりすれば、来店意欲と話題性を同時に高められるでしょう。
実際に、来店体験の投稿と広告を組み合わせてグルメ媒体の予約数が約800%増えた焼肉店もあります(【事例1】)。
また、肉酒場ケナシバの支援では、飲食ジャンルと親和性の高いインフルエンサーを選んで実際の来店体験を投稿してもらいました(出典:sorecoma支援事例|肉酒場ケナシバ)。
LINE公式アカウントで再来店と予約を増やす
LINE公式アカウントは、役割を新規集客ではなく「再来店の促進」と決めると、配信内容に迷わなくなります。LINEは一度来店した顧客と直接つながり続けられるため、再来店を促す手段に向いています。
まずはショップカードやクーポンを設計し、配信の頻度と中身を決めて、担当者が変わっても続けられる形にしましょう。麻布の羊の支援では、週2回の配信を軸にイベント告知などを続けました。
季節限定メニューやLINE限定特典は、お客様に来店を思い出してもらえるタイミングで送るのがポイントです。
さらに、リッチメニューなどからLINE上で予約できるようにしておけば、従量課金型の予約サイトに頼りすぎずに済みます。
リピート率や予約数がどう変わったかは、【事例2】と【事例3】で紹介しています。
グルメサイト・予約サイトは新規客の入口として使い、頼りすぎない
グルメサイト・予約サイトは、宴会やグループで使うお店を比べながら探している人に、お店を知ってもらう入口になります。
そのため、グルメサイトには夜のコース・宴会プラン・店内写真・営業時間を充実させ、Googleビジネスプロフィールとも営業時間やラストオーダーの情報をそろえておきましょう。
ただし従量課金型の場合、リピーターの予約までグルメサイト経由になると、そのたびに費用がかかります。2回目以降の予約は、LINEや電話へ移してもらう工夫が必要です。例えば、初回来店の顧客に会計時にLINE登録を案内すると、次回から店舗へ直接予約してもらう流れをつくれます。
SNSでの露出がグルメ媒体のPVや予約の増加につながった例は、【事例1】で紹介しています。
【オフライン戦略】夜の飲食店の集客を現場で増やす方法3選
オンライン施策と同じくらい大切なのが、お店の現場で直接お客様にアピールするオフライン戦略です。
夜の時間帯は、昼間とはまた違った集客アプローチが求められるでしょう。
通行人の目を引く店頭の工夫から、夜だからこそ価値のある限定メニュー、さらには団体客を狙った宴会プランまで、現場でできる実践的な手法を紹介していきます。
魅力的な店頭看板・メニューボードの工夫
夜の時間帯の集客は、ランチタイム以上に看板の工夫が必要になります。駅前や繁華街など人通りの多い立地の店舗ほど、看板が通行人を呼び込む集客の入口になります。
というのも、暗い中でも通行人の目を止めたり、夜の時間帯ならではのメリットを提示して来店意欲を高めたりする必要があるからです。
暗い中でも目を引く看板を作りたい場合は、LEDライトやバックライトを活用し、文字を照明で強調するのがおすすめです。
上記の施策を行う際、夜限定メニューの写真や価格など、自店ならではの強みが書かれた箇所を強調するとより効果的でしょう。
他にも、食欲を刺激する赤を積極的に取り入れたり、手書き風のフォントで親しみやすさを演出したりするのが有効です。
また、看板以外でも店内の温かい雰囲気が外から見えるような照明演出などを行いながら、効果的にアピールしましょう。
ハッピーアワーや夜限定メニューで特別感を演出
夜の飲食店で特別感を演出して来店者数を増やしたいなら、ハッピーアワーや夜限定メニューの提供が効果的です。
下記のように、ターゲットごとに合った時間帯に適切な施策を実施していきましょう。
| 時間帯 | 施策内容 | 狙うターゲット |
|---|---|---|
| 17:00-19:00 | ハッピーアワー(20-30%割引) | 仕事帰りの会社員 |
| 22:00以降 | 深夜限定メニュー・夜食セット | 夜遅い時間の利用者 |
| 通年 | 夜限定ドリンク・季節メニュー | 特別感を求める顧客 |
ハッピーアワーでは通常よりも多くの注文が行われる傾向があるため、積極的に実施するのがおすすめです。
アイドルタイムなどのお客様が少ない時間帯に実施することで、無駄な時間を減らしながら効率的に売上を確保できるでしょう。
また、夜限定メニューにはランチタイムでは味わえない高級感のある料理や、複数人で楽しめる料理を提供するのが効果的です。
夜限定メニューを作る際は、提供期間を区切って「今しか味わえない」ことを伝え、通常メニューにはない料理で限定感を出しましょう。
お客様に「限定だし、食べてみよう」と思ってもらえる料理を、まずは1つ作ることから始めてみてください。
上記のような施策を行うことで、特別感を演出してリピーターの獲得にもつなげつつ、客単価も上げることができます。
団体客を掴む宴会プランの強化
夜の集客を行いつつ、大きな売り上げアップも狙いたい場合は、団体客向けの宴会プランの実施がおすすめです。
3,000円、5,000円、8,000円、10,000円など価格帯に幅を持たせた宴会プランを設計し、様々な予算の団体客に対応できるようにしましょう。
上記の他にも、乾杯ドリンクや飲み放題、アニバーサリーケーキなどの特典を組み込むことで、プランの魅力をさらに高めることができます。
また、忘年会や歓送迎会、女子会といった利用シーンに合わせたメニュー構成も効果的です。
さらに、幹事の方への特典提供や早期予約割引制度を導入すると、より大人数での利用を促進できるでしょう。
宴会は一度きりの売上ではなく、次回の来店につなげる大切なチャンスです。宴会で初めて来店した参加者が次は少人数で来てくれる顧客になるよう、会計時にLINE登録やショップカードを案内しましょう。
継続的な集客を見据えた戦略的なアプローチを行い、売上アップを狙っていきましょう。
【サービス戦略】リピートに繋げて夜の飲食店の集客を増やす方法3選
夜の飲食店で新規のお客様を獲得しても、リピートに繋がらなければ安定した集客の実現は難しいと言えます。
一度来店されたお客様に「また来たい」と思っていただくためには、サービス面での戦略的な取り組みが欠かせません。
今回は、質の良い接客の実施から居心地の良い空間演出、定期的なイベント企画まで、リピート率向上に直結する3つの実践的な方法をご紹介します。
質の良い接客の実施
夜の飲食店におけるリピーター獲得の鍵は、ランチタイム以上に心地よさを感じられる質の高い接客にあると言えるでしょう。
なぜなら、夜の時間帯のお客様は、よりリラックスした雰囲気をお店に求めていることが多いからです。
質の高い接客を行うには、まず提供しているメニューやお店の強みをより具体的に知るための定期的な勉強会を開催しましょう。
それぞれのスタッフが料理やドリンクについての専門知識などを身につけることで、お客様へのおすすめの幅が広がり、注文数アップにもつながります。
さらに、接客マニュアルを作成して店舗全体の接客レベルを一定に保てば、すべてのお客様に満足度の高い接客を行えるでしょう。
また、夜の時間帯では、記念日の対応や特別なおもてなしサービスの標準化も重要です。
お客様の好みや来店履歴を記録し、次回来店時にパーソナライズされた接客を提供することで「また来たい」という気持ちを育てられます。記録した顧客情報は店舗のスタッフ間で共有し、誰が担当しても同じ対応ができるようにしておきましょう。
お客様に寄り添った居心地の良い空間の演出
夜の時間帯に来店されるお客様は、昼間よりも長時間滞在し、会話を楽しむ傾向にあります。
だからこそお客様に寄り添った居心地の良い空間を演出できれば「またリラックスしに来たい」と感じてもらえるはずです。
なお、居心地の良い空間を作る時は、下記のポイントを押さえるのがおすすめです。
- 座席の配置や通路幅、テーブル間の距離を適切に保つ
- お客様の動きやすさに配慮した動線を確保する
- 耳障りな反響音を抑える
- 照明の色温度や明るさを夜の時間帯に合わせて調整する
上記のような空間づくりに努めれば、特別感を演出しながら心理的なリラックス効果も高めることができるでしょう。
また、お客様の表情や会話の様子を観察し、必要に応じて席移動の提案などを行うことで、状況に応じた柔軟な空間づくりも実現できます。
定期的なイベントの企画・実施
夜の飲食店でリピーターを確実に増やすには、定期的なイベントの開催が効果的です。
月1回のペースで曜日を固定したテーマイベントを開催すれば、お客様の来店習慣を形成しやすくなります。
さらに「毎月第2金曜日はワイン会」のように定期化することで、次回の来店予定が明確になり、スケジュールに組み込んでもらいやすくなるでしょう。
また、下記の要素を組み合わせることで、イベントによる集客効果を最大化できます。
- 季節イベントや記念日を活用した特別メニューの提供
- 参加者限定の次回割引券やノベルティの配布
- 事前予約制度の実施
なお、開催期間は1週間程度に設定し、多くのお客様が参加しやすい環境を整えましょう。
SNSでの告知も併せて行えば、新規客の獲得と口コミ拡散も同時に実現できるはずです。LINEで既存顧客に案内すれば、イベントをきっかけに再来店を促せます。
イベントの方向性に迷ったら「最初に決めたターゲット層に刺さりそうなイベントは何か」を考えてみてください。
【平日対策】平日の夜の空席を埋める方法3選
平日の夜は、仕事終わりの疲れや翌日の予定があり、お客様にとって外食の優先度が下がる時間帯です。
週末と同じ内容で待っているだけでは空席は埋まらないため、「平日に行く理由」をつくる必要があります。オフィス街の店舗なら仕事帰りの会社員、住宅街の店舗なら近隣に住む家族連れというように、平日の夜に狙う顧客は立地によって変わります。
まずは曜日別の客数を集計して空きやすい曜日と時間帯を決め、そのうえで下記の3つの施策を当てはめていきましょう。
平日限定のコース・飲み放題で「平日に行く理由」をつくる
平日の集客では、値引きだけに頼らず、飲み放題の時間延長や一品サービスなどの特典で週末との差をつけましょう。
対象は空きやすい曜日に絞り、「月〜木限定」のようにはっきり示すと伝わりやすくなります。
また、宴会プランの平日版や幹事特典を用意すれば、平日の少人数宴会も取り込めます(団体客を掴む宴会プランの強化)。
告知は、グルメサイトのプラン、店頭看板、LINEの3か所で行いましょう。
仕事帰りの1〜2人客向けに「ちょい飲み」メニューを用意する
平日の夜は、軽く1〜2杯だけ飲んで帰りたい少人数のお客様を狙いやすい時間帯です。
17〜19時のハッピーアワーと組み合わせ、ドリンクとおつまみのセットを用意すると入りやすくなります。
一方で、客単価が下がりすぎないよう、追加で頼みやすい一品やスタッフからのおすすめの声かけも準備しておきましょう。
カウンター席があることや1人でも入りやすいことは、看板・Googleビジネスプロフィール・SNSで伝えてください。
空きやすい曜日の前に、LINE・SNSで来店のきっかけを届ける
空きやすい曜日が分かったら、その日の夕方に限定メニューや当日の空席情報をSNSに投稿しましょう。
LINEでは、来店したことのあるお客様に曜日限定のクーポンや特典を送ります。
配信後はクーポンの利用数や予約数を曜日ごとに記録し、配信する曜日と中身を見直していきます。
LINE運用の進め方は、LINE公式アカウントで再来店と予約を増やすと【事例3】を参考にしてください。
居酒屋・バー・レストラン別|夜の集客で優先したい施策
居酒屋・バー・レストランでは、お客様がお店を探す方法も、来店する理由も異なります。
そのため、14の集客施策を一度にすべて行うのではなく、業態に合ったものから始めることが大切です。
ここでは業態ごとに優先したい施策とその理由を整理しました。詳しいやり方は、リンク先の各施策の見出しで確認してください。
居酒屋の集客方法|宴会・グループ需要と再来店を両方取る
居酒屋の新規客は、グルメサイトの宴会プランと、SNSやインフルエンサーによる店内の賑わいの発信で集めましょう。
平日は、少人数宴会とちょい飲みで空席を埋めます(【平日対策】)。
再来店は、LINEのクーポンや季節メニューの配信で促すのが基本です。
大衆焼肉店や肉酒場で予約数を伸ばした流れは、【事例1】と【事例3】で紹介しています。
バーの集客方法|Googleマップと雰囲気の発信で「見つけてもらう」
「駅名+バー」「地名+バー」で検索したお客様に見つけてもらえるよう、Googleビジネスプロフィールに深夜の営業時間・価格帯・店内写真を正確に載せましょう(MEO対策)。
初めてのお客様が安心して入れるよう、看板やSNSでチャージ料や価格の目安、1人でも入れることを伝えることも大切です。
SNSでは、照明やカウンター、ドリンクを作る様子など、夜の雰囲気が伝わる投稿を中心にしましょう。
常連客を増やすには、お客様の好みや来店履歴を記録して接客に活かします(質の良い接客の実施)。
レストランの集客方法|ディナーコースと記念日利用で客単価を上げる
レストランでは、夜限定のディナーコースや記念日向けのプランをつくり、予約で来てもらう形を目指しましょう。
インフルエンサーの来店投稿や写真映えする料理の発信で、来店前から期待感を高めることも有効です。
初めてのお客様が安心して予約できるよう、Googleの口コミには丁寧に返信してください。
さらに、記念日に来店したお客様の情報を記録し、次の記念日の前にLINEで案内すれば、再来店のきっかけになります。
成功事例から学ぶ!居酒屋・飲食店が予約と再来店を増やした勝ちパターン
ここでは、私たちsorecomaが支援した飲食店の集客事例を、課題・やったこと・結果の順に紹介します。
【事例1】はSNS・インフルエンサーによる新規客の獲得、【事例2】と【事例3】はLINEによる再来店の促進にあたる取り組みです。
数字はすべて各事例ページに掲載している内容です。自店で取り入れられる部分から参考にしてください。
【事例1】インフルエンサーの来店投稿を広告に活用し、グルメ媒体の予約数が約800%増えた焼肉店
池袋の「松阪牛一頭買い 大衆焼肉 松阪牛ホルモン」(株式会社デミック)の事例です。
課題:競合の多い池袋エリアで売上が伸び悩み、料理や空間の価値が十分に伝わっていませんでした。リニューアルを控える中で新規顧客の獲得に向けた認知拡大の手法も定まっておらず、オンラインでの露出が実店舗への集客や予約に結びついていない状況でした。
やったこと:インフルエンサーをキャスティングして実際の来店体験を投稿してもらい、その投稿をパートナーシップ広告(UGC広告)として、リニューアルオープンを伝える広告と組み合わせて配信しました。
結果:下記の成果につながりました。
- リール動画・投稿の閲覧数が3月比で約55倍(+5,500%超)
- グルメ媒体のPV数が2月比で約400%増
- グルメ媒体の予約数が約800%増
第三者による来店体験の発信と広告を連動させると、認知から予約までを一つの流れでつなげられます。
出典:リール閲覧数55倍、予約数800%増を実現。Instagramキャスティング×UGC広告施策|飲食店(松阪牛ホルモン)
【事例2】LINEの目的を再来店に絞り、リピート率が約20%から32%に上がったジンギスカン店
ジンギスカン専門店「麻布の羊」(株式会社Collective&Delight)の事例です。
課題:新規来店は安定していたものの再来店につながらず、リピート率が伸び悩んでいました。LINE公式アカウントも目的があいまいで、場当たり的な配信になっていました。
やったこと:LINEの目的を「再来店の促進」に決め直し、ショップカード・クーポン・配信の頻度と中身を整理して、誰でも続けられる形にしました。週2回の配信を軸に、イベント告知などを続けています。
結果:リピート率が約20%から32%に改善しました。現場でも「前にも来ました」と声をかけられるようになり、数字と体感の両面で効果を得ています。
出典:リピート率20%→32%へ改善!再来店につながるLINE運用の仕組み化|麻布の羊
【事例3】季節メニューとLINE限定特典の配信で、LINE経由の予約が2ヶ月で約3.5倍になった肉酒場
田町・三田エリアの「肉酒場ケナシバ」(合同会社Farch)の事例です。
課題:再来店やLINE経由の予約がどれだけ成果につながっているか把握できず、従量課金型の予約サイトに頼っていました。
やったこと:LINEの役割を再来店の促進に決め、配信内容・クーポン・予約導線を整理しました。秋限定メニューやLINE限定特典を、来店を思い出してもらえるタイミングで配信しています。
結果:来店経験がある顧客によるLINE経由の予約数が、9月の4件から11月の14件へ、2ヶ月で約3.5倍になりました。従量課金型の予約サイトに頼りすぎない集客の形が見え始めています。
また、同じ店舗ではInstagramでインフルエンサーをキャスティングし、投稿表示数173%増・リーチ数186%増・プロフィールアクセス数206%増という成果も出ています。
出典:効果的な配信でLINE予約数が約3.5倍に!再来店導線としてのLINE活用事例|肉酒場ケナシバ/日常投稿とキャスティングで第三者視点を取り入れたInstagram活用事例|肉酒場ケナシバ
飲食店の集客ならsorecoma(ソリコマ)にお任せ

飲食店の集客を成功させたいなら、SNSに特化した集客支援サービス「sorecoma(ソリコマ)」にお任せください。
sorecoma(ソリコマ)なら、専任の担当者が伴走して認知から集客、リピート獲得まで支援していきます。
そのため、飲食店のご担当者様によくありがちな
「飲食店の集客を行いたいけれど手間が割けない…」
「どのようなにSNSを運用すれば集客できるのか分からない…」
「SNSで集客を行ってみたけれど、結果が出ない」
といったお悩みが解決できるのです。
実際にsorecoma(ソリコマ)をご利用いただいた飲食店では、下記のような成果を得ています。
- Instagramでの投稿表示数が173%増・プロフィールアクセス数が206%増
- TikTokを運用した結果、通販売上が約200%増
- 公式LINEを運用した結果、友だち追加数1,136人、契約数19件獲得
また、InstagramやGoogleMap、TikTok、公式LINEなど様々なSNSでの運用代行が可能なため、ご希望に沿ったSNSをご選択いただけます。
月額3万円~とお試しいただきやすいプランとなっておりますので、少しでも集客やリピーター獲得などに課題を感じている飲食店のご担当者様は、下記のボタンからぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ|居酒屋・飲食店の夜と平日の集客は「新規の入口」と「再来店の仕組み」をセットで
居酒屋・飲食店の夜と平日の売上を上げるには、売上を客数・客単価・来店頻度に分け、自分のお店で弱いところから施策を選ぶことが大切です。あわせて店舗の立地や現在の顧客層を確かめておくと、優先する集客施策を決めやすくなります。
新規客が足りないならSNS・MEO・グルメサイト、客単価が低いなら夜限定メニューや宴会プラン、再来店が少ないならLINEや接客の見直しから始めましょう。
業態別に見ると、居酒屋は宴会・グループ需要とLINEによる再来店、バーはGoogleマップと雰囲気の発信、レストランはディナーコースと記念日利用を優先してください。
どの業態でも、SNSやインフルエンサーで新規の入口をつくり、LINEで再来店を仕組みにする流れをセットで考えることがポイントです。
私たちsorecomaでは、飲食店の集客に必要なInstagram運用・インフルエンサーキャスティング・LINE運用・MAP運用・広告運用をまとめてお任せいただけます。1ヶ月のスポット運用や、撮影・広告運用だけのご依頼にも対応しています。
SNSとLINEで予約や再来店を増やしたい飲食店の方は、sorecomaまでお気軽にご相談ください。



