Lステップは、LINE公式アカウントの機能を大幅に拡張するツールです。
本記事では、Lステップでできる全機能をわかりやすく解説し、LINE公式との違いを明確にします。自社に必要な機能を判断する参考にしてください。
Lステップでできること全13機能の一覧
Lステップは、LINE公式にはない高度な機能を多数備えています。主な機能は3つのカテゴリに分けられます。
- 配信系機能(ステップ配信・セグメント配信・A/Bテスト)
- 管理系機能(タグ・流入経路分析・チャット・アンケート)
- 連携系機能(リッチメニュー・API・予約・ショップ・決済)
以上が、Lステップの主要な機能群です。では、各カテゴリについて詳しく説明していきます。
配信系機能(ステップ配信・セグメント配信・A/Bテスト)
ステップ配信は、友だち追加後のタイミングに基づいて、自動的にメッセージを配信する機能です。
例えば、友だち追加から24時間後にお役立ち情報を配信し、72時間後に特典を案内するといった複雑なシナリオが実現できます。セグメント配信は、購買履歴やタグ情報に基づいて、特定の層にのみメッセージを配信する機能で、不要な配信を減らしターゲット精度が向上します。
A/Bテストでは、同じシナリオで異なるメッセージを配信し、開封率やクリック率がどちらが高いかを比較できます。
管理系機能(タグ・流入経路分析・チャット・アンケート)
タグ機能により、購読者を属性や購買段階で分類できます。その分類を基に、セグメント配信の対象者を決定します。
流入経路分析は、購読者がどの媒体からLINE登録したかをトラッキングし、最も効果的なチャネルを特定するのに役立ちます。チャット機能では、購読者からのメッセージに対応でき、顧客対応が効率化されます。
アンケート機能では、購読者の意見やニーズを直接収集でき、商品開発やマーケティング戦略の改善に活用できます。
連携系機能(リッチメニュー・API・予約・ショップ・決済)
リッチメニューはLINE公式でも対応していますが、Lステップではより高度なカスタマイズが可能です。API連携により、自社システムやメールマーケティングツール、CRMなど外部サービスとの連携ができます。
予約機能では、ヘアサロンや医療施設などの予約制ビジネスに対応した、簡単な予約管理が実現できます。ショップ連携やLINE公式のショップと連携して、LINE上での簡単な商品購入が可能になります。
決済機能を導入すれば、LINE内で直接商品代金の支払いができるようになります。
LINE公式でできること・できないことの比較表
| 機能名 | Lステップ | LINE公式 |
|---|---|---|
| ステップ配信 | あり | なし |
| セグメント配信 | あり(最大50個のセグメント) | あり(基本的) |
| A/Bテスト | あり | なし |
| タグ管理 | あり(無制限) | あり(制限あり) |
| チャット機能 | あり | あり |
| 顧客分析 | 詳細な分析が可能 | 基本的な分析のみ |
| API連携 | あり(高度) | あり(基本的) |
| リッチメニュー | あり(高度なカスタマイズ) | あり |
| 流入経路分析 | あり | なし |
| 予約管理 | あり | なし |
業種別:Lステップで何ができるか事例別に解説
Lステップの活用方法は業種により異なります。主な3つの業種での活用事例を見ていきましょう。
EC・通販での活用事例
EC事業者にとって、Lステップの価値は極めて高いです。
ステップ配信で、商品購入後のお礼メッセージから始まり、使い方ガイド、リピート促進、レビュー依頼といった一連のシナリオを自動化できます。セグメント配信を活用すれば、高額商品購入者には限定セール、低額購入者には割引クーポンといった、購買層に応じた施策が可能です。
A/Bテストにより、どの商品紹介文がより購入につながるか検証でき、マーケティングROIが向上します。
美容・サロンでの活用事例
美容サロンや医療施設では、予約機能とステップ配信の組み合わせが有効です。
新規顧客がLINE登録すると、自動でウェルカムメッセージと施術メニュー案内が配信され、その後スタッフからの個別フォローに続きます。予約当日には、来店リマインダーを配信してノーショウを防止できます。
既存顧客には、定期的なメンテナンス促進の案内をセグメント配信し、顧客サイクルを効率化できます。
コーチング・セミナーでの活用事例
コーチングやセミナー講師の方にとって、Lステップはリード育成の強力なツールです。
セミナー参加者をLINE登録させ、ステップ配信で段階的に価値提供のコンテンツを配信します。最初は無料の有益情報から始まり、徐々に有料サービスの価値を説明し、購買につなげるファネルが構築できます。アンケート機能で顧客ニーズを把握し、セミナーやコースの内容改善に活用できます。
まとめ|LINEマーケを最大化するならLステップ
Lステップでできることは、LINE公式単体と比べて圧倒的に多いです。
特に、ステップ配信、セグメント配信、詳細な分析機能は、LINEマーケティングの効果を大幅に高めます。
自社のビジネスモデルに合わせて、必要な機能を活用することで、顧客対応の効率化と売上増加が同時に実現できます。

